コスパ抜群！ 台北の格安デザイナーズホテル5選

台北の街中にある松山空港からMRTでわずか4駅（しかも、乗り換えなし！）というアクセスの良さを誇る大安駅は、周辺にグルメスポットが多いことでも知られるエリア。オフィスの集まるメインストリートから横道を一本入ると新旧の名店が立ち並び、ランチタイムは近所で働く会社員や学生で満席状態のカフェや食堂が多く見られます。

そんな大安駅から徒歩7分ほど離れた大通り沿いの好立地に位置する『二十輪旅店 – 大安店』に宿泊すれば、グルメも滞在も十二分に楽しめること間違いなし。近くには、朝6時30分から営業する人気の包子店『包仔的店』があります。

台北を訪れる人の中には、安価で美味しい台湾式の朝食を旅程に組み込んでいる人が多いかもしれませんが、こちらのホテルに宿泊するなら、せめて1食は1階のレストランでいただくのがオススメ。ここでは、メニューからメインを1品選び、サイドメニューやドリンクをビュッフェ形式でいたける贅沢なスタイルの朝食が楽しめます。中でも人気のメニューは、イングリッシュ・マフィンの上に様々な具材が乗ったエッグベネディクト。ミシュランシェフが手がける納得のクオリティを提供しています。

窓の外を眺めながらいただける朝食は宿泊客の特権。アメリカンスタイルの朝食をゆっくりと楽しみつつ、その日の旅の計画を練ってみてはいかがでしょうか。

二十輪旅店 – 大安店

住所: 台北市大安區大安路一段185號

営業時間: 24時間

最寄り駅: 大安駅

Webサイト: http://www.swiio.com/

商売繁盛の神様のお膝元。NYロフトスタイルのデザインホテル『CHECK INN 雀客旅館』

一歩路地を入ると住宅街が広がり、市場や公園、神社など、ローカルの生活に密着したお店が集まる行天宮駅周辺。その行天宮駅の近くに、2014年にオープンしたホテルが、『CHECK INN 雀客旅館』です。

駅名に冠されている行天宮には三国志で有名な「関羽」が商業の神として祀られており、多い日は2万人の参拝客が訪れるほどの賑わいを見せるスポット。行天宮の近くには旅行客に人気の占い横丁「行天宮商場」があるので、行天宮とあわせて訪ねれば印象深い旅の思い出が作れるはずでしょう。

アメリカンな外観が目を引く『CHECK INN 雀客旅館』が位置するのは、なんと行天宮駅から徒歩31秒（！）の場所。新しくて清潔な上、客室内にコンセントが多い点や、毎日ペットボトルのミネラルウォーターが支給される点も、旅行者には嬉しい配慮。バスタブはないため、コンパクトに宿泊したい方におすすめです。

今回紹介するホテルの中では価格帯が高めですが、ダブルやツインであれば割安に利用することが可能。MRT駅からのアクセスの良さを重視したい方には、ぜひ利用してもらいたいホテルです。

CHECK INN 雀客旅館

住所: 台北市中山區松江路253號

営業時間: 24時間

定休日: なし

最寄り駅: 行天宮駅

Webサイト: http://www.checkinn.com.tw/

ティーンエイジャーが集まる街として知られる西門町にあるデザインホテルが『艾特文旅 Art’otel』です。台北駅からも歩いて行ける距離にあり、ファッションビルや土産物店が集まる西門駅前は、若者の街ならではのエネルギーを感じることができます。また、隠れたB級グルメの聖地としても知られる西門町。カツオ風味の出汁に、細い麺（麺線）が入った、シンプルな1杯を求めて連日昼夜多くの人が訪れる麺線店『阿宗麺線』は、台北に来たなら必ず訪れてほしい一軒です。

そんな『阿宗麺線』からは徒歩7分、西門駅からは徒歩10分の場所に位置する『艾特文旅 Art’otel』では、駅からホテルまでは繁華街を通るので、移動中にいろんなお店を覗くのもよし。周辺の賑やかさからは一転、モダンながらも静かで温もりを感じることのできる客室内は、自宅のようにくつろげること間違いなし。

ダブルから4人部屋まで幅広い人数に対応できる客室は、いずれもふかふかのベッドが宿泊者の帰りを迎えてくれます。また洗濯機が無料で使えるため、長期滞在にもおすすめ。親切なスタッフも魅力の一つです。

艾特文旅 Art’otel

住所: 台北市萬華區武昌街二段124-2號

営業時間: 24時間

最寄り駅: 西門駅

Webサイト: http://www.artoteltaipei.com

レトロな街並み、バロック調の建物、ヴィンテージ家具のぬくもりに包まれる『OrigInn Space』

昔ながらのレトロな街並みはそのままに、おしゃれなカフェや雑貨店が増え、観光客からも注目を集める大同区・大稻埕エリア。そんな大稻埕にあるセレクトショップ兼カフェ兼民宿が『OrigInn Space』。

もともと、大稻埕は台北市内で最も古い問屋街として栄えましたが、戦後は「迪化街」と呼称こそ変わりましたが、高級食材や漢方薬が並ぶ乾物街は当時の面影がそのまま残り、見て回るだけで楽しいエリアです。台北最古の問屋街をおしゃれな街に変えた立役者として知られるのが、大稻埕のビールバー『Mikkeller Taipei』。デンマークのビールブランドが始めたこちらのお店は、地元の若者にも大人気のスポットです。

この『Mikkeller Taipei』のご近所にあるのが『OrigInn Space』。ヴィンテージ家具を基調としたレトロモダンな4つの客室は、それぞれレイアウトが異なるため全室制覇したくなるほど。バス・トイレは他の宿泊客と共用ですが、清潔に保たれており安心。部屋にテレビはありませんが、かわりに古いレコードが置いてあるという粋な設え。歴史を感じる街並みと宿で、アナログな時間に身を任せてみてはいかがでしょうか？

ちなみに2018年6月29日まで、Facebookメッセージで予約する際、HereNowアプリのスクリーンショットを送ると10%の割引特典を受けられるキャンペーンを開催中。この機会にぜひ訪れてみてください。

OrigInn Space

住所: 台北市大同區南京西路247號

営業時間: 11:00～19:00

定休日: なし

最寄り駅: 北門駅

Webサイト: https://www.facebook.com/OrigInnSpace/

最後に紹介するのは、同じく大同区に位置するホステル『夾腳拖的家 – 長安122』。
台北駅からも中山駅からも徒歩10分以内という好立地にありながら良心的な価格で利用することができるため、リピーターが多いこちらのデザインホステルです。白木や白壁を基調とした明るい施設内は、ホステルにありがちな窮屈さをまったく感じさせないつくり。部屋タイプも豊富なので、一人旅から団体旅行まで幅広く対応することが可能です。共有スペースも複数あるので、静かに過ごしたい時や他の宿泊客と交流したい時など、気分に応じて居心地の良い場所を選ぶことができるのも嬉しいところです。

ホステルで無料の朝食をとることも可能ですが、徒歩3分の距離に有名な豆乳店『四海豆漿大王』があります。朝から地元民で賑わうこちらのお店で、散歩がてら鹹豆漿や温豆漿などと言った豆乳スープを楽しめば、あなたも台北の日常に溶け込むことができるかもしれません。

こちらも6月29日までキャンペーン開催中で、公式サイトから予約後、チェックイン時にHereNowアプリを提示すれば10%オフに。もともと高コスパなお宿をさらにお得に利用するチャンスです。

夾腳拖的家 – 長安122

住所: 台北市大同區長安西路122號

営業時間: チェックイン15:00、チェックアウト11:00

定休日: なし

最寄り駅: 中山駅、台北駅

Webサイト: http://ffh-garden.com/