ソウルってどんなところ?

懐かしさとクールさと熱気を兼ね備えた、日々変わり続ける都市

韓国の首都・ソウルは、変わり続けている。 1997年にはアジア通貨危機により、 国家破綻寸前まで追い込まれる。 その後、サムスン、LGといったエレクトリック企業が 世界的なシェアをとるまで急成長。 さらには、K-POPをはじめドラマや映画など、 エンターテインメントの領域でも世界をリードするほどの力を手にした。 ファッションや美容においても、アジア中の若者がフォローするほどエネルギッシュだ。 そしてそんな大躍進を下支えするかのように、 キムチやカルビ、サムギョプサルなど、独自の食文化も持ちあわせている。

韓国には、様々な側面があって、それが面白い。 その多様性は、ソウルのエリアごとのカルチャーにも色濃く現れている。
世界中の観光客が集う、繁華街・明洞(ミョンドン)。 カルチャー好きな若者が集まる、流行発信地・弘大(ホンデ)。 問屋市場が集まる、東大門(トンデムン)。 国際色が強く、外国人移住者も多い、梨泰院(イテウォン)。 ショッピングも夜遊びも、朝まで熱気が冷めることのない、江南(カンナム)。

ソウルには、懐かしさと、クールさと、熱気がある。 ソウルは、いつだって現状維持をせず、アップデートし続ける刺激的な都市だ。

データで見るソウル

人口 9,4403,722人(2022年10月調べ)
面積 605.21 km²
路線数 21路線
大学の数 63
65歳以上の割合
(韓国全体での総数)
16% (2021年調べ)

ソウル市内ではインフラも完備していて、地下鉄をはじめタクシーやバスを使えば、移動の足に困ることはない。市外にいくにも鉄道やKTX(高速鉄道)がある。またソウルは、インターネット環境も整備されていることでしられ、街中のカフェや飲食店では、ほぼ全ての場所でインターネット接続ができる。

ソウルの天気

中緯度温暖性気候帯に位置するソウルは、四季がはっきりしているのが特徴。 3月から5月までの春は、移動性高気圧の影響で晴れの日が多いが、フェーン現象によって突然天気が崩れることも。そして黄砂やPM2.5の影響も大きい。 6月から8月までの夏は、高温多湿の北太平洋高気圧の影響で蒸し暑い日が続くが、湿度が高くないため、ムシムシするような不快感はそこまでない。 9月から11月までの秋は、昼と夜との気温差が激しく、雨や台風などのシーズンとなるが、全般的に快適で過ごしやすい季節。 残りの冬は、大陸性高気圧の影響で寒さの厳しい季節。0℃以下になることも珍しくないので、防寒対策は必須といえる。

ソウルの空港

評価の高い仁川国際空港と、市内へアクセスが抜群の金浦国際空港

ソウルには、仁川国際空港と金浦国際空港のふたつの国際空港がある。もっとも大きい空港である仁川国際空港は、厳密にはソウルの隣りの都市・仁川に位置する世界でも評価の高いハブ空港。ソウル市内までは、リムジンバスだと約1時間10分〜1時間30分ほどかかり、A’REXという直通の空港鉄道を利用すると約40分程度でアクセス可能。対する金浦国際空港は、ソウルの市内にも近く、バスや地下鉄、タクシーでアクセスしやすいのがメリット。

通貨

通貨ウォン(₩)

紙幣の種類は1,000W、5,000W、1万W、5万Wの4種類。硬貨は1W、5W、10W(新旧)、50W、100W、500Wの7種類がある。 世界的に見てもキャッシュレスとクレジットカードの普及率がかなり高く、一部の屋台などを除いては、ほぼ全てのお店で使用出来ると考えてよく、ATM普及率も世界トップクラスと言われる。チップ文化はなく、用意する必要はない。

電源プラグと電圧

電源タイプA型(一部ではSE、C型)
電圧220Vもしくは110V

電圧が220Vに適用していない場合、変圧器を使わないと、電化製品破損の恐れがあるので、注意が必要。

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