景福宮周辺のアートとファッションを楽しむスポット5選

街の中心部にありながら、600年の歴史を誇る建築美と、ソウル最大王宮のスケールを感じることのできる『景福宮(キョンボックン)』。今も昔も、国内外の老若男女が訪れる王道の観光名所です。敷地内は広大な広さですが、その『景福宮』を取り囲むように位置する西村(ソチョン)、三清洞(サムチョンドン)、北村(プクチョン)エリアも見所。そこには韓国の伝統家屋「韓屋(ハノク)」などの歴史的景観に触れながら、モダンなセレクトショップやアートギャラリーも楽しむことができるスポットが満載。今回は、定番の観光名所とモダンカルチャーを同時に押さえられる『景福宮』周辺にあるおすすめスポットを紹介します。

※本記事は『HereNow』にて過去に掲載された記事です。

江南発のセレクトショップが韓屋村に。国内外のデザイナーズブランドが手に入る『MSK Shop』

『景福宮』の正門にあたる光化門(カンファムン)に向かって左側に位置する西村エリア。このエリアの裏道に佇むメンズカジュアルのセレクトショップが『MSK Shop』です。

もともと江南にオープンした店舗なだけに、都会的で洗練された国内外のデザイナーズブランドが扱われていて、ソウルの20代後半〜30代の若者たちから絶大な支持を得ています。上質で飽きのこないノームコアなデザインは、女性が手にとってもよし。現地のデザイナーズブランドのアイテムを、旅のお土産に探してみてはいかがでしょう。

MSK Shop
新住所: ソウル鍾路区ジャハムンロ12ギル30 B1F
旧住所: ソウル鍾路区昌成洞109-3 B1F
営業時間: 12:30~20:00
定休日: なし
電話番号: 070-8233-3107
最寄り駅: 景福宮駅
Webサイト: http://www.mskshop.net/

オープンは会期期間中のみ。韓屋×現代アートの空間『Audio Visual Pavilion』

同じく西村エリアの細道をゆけば、1940年代に建てられた韓屋をそのままアートギャラリーに活用した『Audio Visual Pavilion』が現れます。

庭や台所が文字通りそのまま残る生活空間に、絵画、音楽、文学、パフォーマンスなどの多彩な現代アートが展示されています。ここは雑誌の編集者とキュレーターによって共同運営されており、訪れる人も同業者が多いそう。ちなみに展示期間中のみのオープンなので、会期スケジュールは事前にFacebookで要チェック。滞在期間とバッティングするようなら、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。

Audio Visual Pavilion
新住所: ソウル特別市鍾路区紫霞門路57-6
旧住所: ソウル特別市鍾路区通仁洞5-5
営業時間: 12:00~18:00(展示期間のみ)
定休日: 月曜
電話番号: 02-730-1010
最寄り駅: 景福宮駅
Webサイト: http://audiovisualpavilion.org/
facebook: https://www.facebook.com/AVPavilion/
Instagram: https://www.instagram.com/avpavilion/

三清洞の街並みを眺めながらショッピングとお茶が楽しめる『SLOW STEADY CLUB』

1960年代の韓屋をリノベーションしたセレクトショップ『SLOW STEADY CLUB』は、『景福宮』の北東に位置する閑静な街、三清洞(サムチョンドン)にあります。

「シンプルで飽きのこないベーシックなアイテムを扱う」という点では『MSK Shop』とも通じますが、こちらのお店はレディースアイテムも豊富に扱っているので、2軒はしごするのもオススメ。ちなみにギャラリーやカフェも併設されていて、屋上のテラス席ではコーヒーを楽しむことが可能。お散歩と買い物に疲れたら、ここで一息つきましょう。

SLOW STEADY CLUB
新住所: ソウル特別市鍾路区三清路5キル17
旧住所: ソウル特別市鍾路区八判洞130-1
営業時間: 13:00~20:00
定休日: なし
電話番号: 02-725-1301
最寄り駅: 安国駅
Webサイト: http://www.slowsteadyclub.com/
Instagram: https://www.instagram.com/slowsteadyclub/

アートを気軽に楽しめる、ギャラリー兼ショップ『print bakery』

アートファンにおすすめしたい三清洞のギャラリー兼ショップが『print bakery』。周辺の立ち並ぶ韓屋の雰囲気とは一転、3階建のモダンな空間が姿を現れます。

「まるでベーカリーでパンを選ぶ日常のように、美術品を誰でも楽しく鑑賞して気軽に所蔵してほしい」というコンセプトのもと、気鋭の新人から有名作家まで、国内外のアーティストによる絵画作品をデジタルプリント化した版画が展示・販売。全ての作品はここでしか手に入らないので、気に入ったアートワークと出会えたら迷わず購入をオススメします。

print bakery
新住所: ソウル特別市鍾路区三清路52
旧住所: ソウル特別市鍾路区昭格洞66
営業時間: 11:00~20:00
定休日: なし
電話番号: 02-734-8800
最寄り駅: 安国駅
Webサイト: http://www.printbakery.com

王宮と韓屋に囲まれながら、贅沢なステイを実現する『goi』

最後に紹介するのは、韓屋の雰囲気を心ゆくまで楽しめる、とっておきのプライベートホテル『goi』です。

伝統家屋が密集した「北村韓屋マウル」に位置するこちらの宿泊施設。一歩足を踏み入れると、無駄を徹底的に削ぎ落としたしつらえと、韓屋の持つあたたかみが絶妙にマッチした、居心地の良い空間が広がっています。天然コットンのシーツや、陶芸作家の器でいただくコーヒーなど、随所に行き届いた女性オーナーの心遣いも、居心地の良さを演出。『景福宮』と韓屋村を楽しんだ旅を、最高のステイで締めくくるのに最適なプライベートホテルです。

goi
住所: ソウル特別市鐘路区北村路11キル13−12
電話番号: 070-4116-8633
最寄り駅: 安国駅
営業時間: チェックイン/アウト:14:00/11:00
客室料金: KRW220,000(2人まで宿泊可)
Webサイト: http://www.goiseoul.kr
Instagram: http://www.instagram.com/goi_seoul/

王宮と、その周りを囲む伝統家屋村には、コンセプトと目利きが際立つモダンなショップやギャラリーが不思議と調和したエリアが広がっています。徒歩圏内に国立現代美術館や博物館も存在し、(ここでは紹介しきれませんでしたが)グルメスポットにも不自由しないので、一度訪れるとハマること間違いなしのエリアです。「韓国に来た!」という感慨に浸りながら、普段通りのショッピングやアート巡りも楽しめる景福宮周辺エリアをぜひ味わってみてください。

goi
住所 : ソウル特別市鐘路区北村路11キル13−12
電話番号 : 070-4116-8633
最寄り駅 : 安国駅
営業時間 : チェックイン/アウト:14:00/11:00
客室料金 : KRW220,000(2人まで宿泊可)
Webサイト : http://www.goiseoul.kr
Instagram : http://www.instagram.com/goi_seoul/
print bakery
新住所 : ソウル特別市鍾路区三清路52
旧住所 : ソウル特別市鍾路区昭格洞66
営業時間 : 10:00~19:00
定休日 : なし
電話番号 : 02-734-8800
最寄り駅 : 安国駅
Webサイト : http://www.printbakery.com
SLOW STEADY CLUB
新住所 : ソウル特別市鍾路区三清路5キル17
旧住所 : ソウル特別市鍾路区八判洞130-1
営業時間 : 13:00~20:00
定休日 : なし
電話番号 : 02-725-1301
最寄り駅 : 安国駅
Webサイト : http://www.slowsteadyclub.com/
Instagram : https://www.instagram.com/slowsteadyclub/
Audio Visual Pavilion
新住所 : ソウル特別市鍾路区紫霞門路57-6
旧住所 : ソウル特別市鍾路区通仁洞5-5
営業時間 : 12:00~18:00(展示期間のみ)
定休日 : 月曜
電話番号 : 02-730-1010
最寄り駅 : 景福宮駅
Webサイト : http://audiovisualpavilion.org/
facebook : https://www.facebook.com/AVPavilion/
Instagram : https://www.instagram.com/avpavilion/
MSK Shop
新住所 : ソウル鍾路区ジャハムンロ12ギル30 B1F
旧住所 : ソウル鍾路区昌成洞109-3 B1F
営業時間 : 12:00~20:00
定休日 : なし
電話番号 : 070-8233-3107
最寄り駅 : 景福宮駅
Webサイト : http://www.mskshop.net/


フィードバック 3

新たな発見や感動を得ることはできましたか?

  • HOME
  • Travel
  • 景福宮周辺のアートとファッションを楽しむスポット5選

Special Feature

Crossing??

CINRAメディア20周年を節目に考える、カルチャーシーンの「これまで」と「これから」。過去と未来の「交差点」、そしてカルチャーとソーシャルの「交差点」に立ち、これまでの20年を振り返りながら、未来をよりよくしていくために何ができるのか?

詳しくみる

JOB

これからの企業を彩る9つのバッヂ認証システム

グリーンカンパニー

グリーンカンパニーについて
グリーンカンパニーについて